「たんじゅん・いいジャン」が始まったのは、2016年7月のことでした。場所は静岡・掛川の井中門宅。

注) いいジャン ;静岡・遠州地方の方言で、(いいんじゃない・いいねえ)というような意味。関西弁訳なら「ええヤン」とでもなりましょうか。

毎月1回の定例会には有志が参集しています。メンバーは参加も退会も自由という緩~い有志会です。気軽に参加し、都合が悪ければ欠席OK。話内容に関心が無くなれば休会OK。勿論復帰もOK。「何でもありで、いいジャン」という有志会です(笑)。

また時々は前ぶれもなく集合の声が掛かり「課題・いいジャン」も突発開催されたり、井中門さん出張の際にはその現場でちょっと空いた時間に「ちょっとだけ、いいジャン」も開催されたりする、神出鬼没のミーティングというか、情報交換会というか、そういったやつです。だから話される内容は申し訳ないけどバラバラ。最初は物事を固く考えるメンバーもいて、話をどう進めるかなど段取りを考えていたようだけど、参加メンバーにより話は右に行ったり左に行ったり(いわゆる「右往左往」)、前に行ったり後ろに行ったり、見える話だったり見えない話だったり、・・・。結局何でもありの情報交換会のようなものに。

でもきちっとテーマを設定しての話合いもあったりします。先日急遽召集の「2016稲作反省会ジャン」などは、稲刈り終了後から始まる2017年稲作作業のための結果と原因を主要メンバーで出し合って結果をまとめました。きっと2017年は豊作になることでしょう(笑)。

1回目、7月のいいジャン定例会は、沖縄からも2名と鳥1羽の参加があり、スカイプ使ってのテレビ会議方式で行われました。作物栽培の現状や育てた野菜・作物を「たんじゅん」を名乗って販売することの可否について話を進めた覚えがあります。

2回目は、千葉からもスカイプ参加がありましたね。この時の内容はすでにこのHPで掲載済みです。詳細はこちら

3回目、4回目と定例のいいジャンは参加人数は減ったのですが、内容はグッと濃いものになったようにも感じています。

たんじゅん農の根源的な話、エネルギーが形や見え方を変えながら5・4・2・6と展開していく過程の話がされています。いろいろな面から興味深い話に展開し、井中門氏からも解説を受けるなどしています。実際に目の前に展開する現実や事象に関して、「5の緑」は何なのか、根源的な原因はどこにあるのか、それを見つける考え方の訓練はどうするのかというような話まで出てきます。「5の緑」に何時も焦点を合わせて、行動の基本をそこに置くように努めることで、物事が単純に見えるようになる。またはそうなりたいという者たちの意見交換の場になりつつあるように思われます。それもメンバーの構成次第で(いい意味で)右往左往することになるでしょう。しかしその右往左往が面白いことに、思わぬ結果になっていく事をまた実感しつつあるのです。その感覚が楽しい、そういった「たんじゅん・いいジャン」になりつつあると期待しています。

さて「たんじゅん・いいジャン」の情報交換用にメーリングリストが作成されています。メンバーのつぶやきや感想、現実の課題などが書かれています。これも最初はお米の注文取りが行われていたり(笑)、ニンジンの発芽に関する情報交換があったり、表現の仕方への売り言葉・買い言葉があったり、休眠宣言があったり、何が何だかわからないメーリングリストでしたが、こちらは今も「変人凡人」とか「5の緑」とか訳の判らない話が続いていますが、何か以前とは違ってきているというか、訳の判らない面白さがあるかと思います。

「たんじゅん・いいジャン」に関する記事は、その内容により当HPで様々なカテゴリーに散らばって記載されるでしょうが、「いいジャン」タグを付けていくようにしますので、そのように検索して頂来たいと思います。

「たんじゅん・いいジャン」の話がいろいろ発展、展開していく事を期待し見守っていきたいと思います。

(投稿者;山本 康雄)

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