千葉の齊藤 泰道さんから、つぎのような感想と意見をいただきました。

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私は今回のチップ研究会にはたんじゅん農法の実践者の皆さんにお会いしたくて参加しました。
自然が先生であり、自分の畑から答えをもらうのが本筋だと思っていました。
しかし、中村さんや21世紀の農学校の圃場を見学して得る物が沢山ありました。

まず、林さんがおっしゃる、「農法であって農法でない」という事を再認識した事。
その場で手に入る物を利用し、その場にあった方法で微生物のお世話をする。
だから中村さんの使用しているチップも21世紀の農学校で使用している資材も異なる。
やり方も異なる。
当日、稲垣さんが使用しているチップも異なる。
自分が使っているチップも皆さんの物とは異なるし、やり方も異なっていました。
「このチップを使う場合は自分ならどうするか?」
「この圃場を借りるなら自分ならどうするか?」
と考えを巡らせていました。
この頭を働かせるところが重要かと考えます。

そこで、私の希望としては、
・成功している場所、うまく行っていない場所問わずに見学したい
・剪定チップ、モミガラ、竹チップ、廃菌床・・・など炭素資材の異なる圃場を見学したい
・山間、海の近く、田んぼからの転換地、元宅地・・・など地形の異なる圃場を見学したい
・各地の気候、土の違いで圃場の様子が異なるのか見てみたい
といったところです。
「チップ研究会」とは離れますが、「微生物のお世話」という視点に立つとチップに
拘らなくても良いかと思うようになりました。
どこに集まっても得る物が沢山あると思います。
城さんのようにフットワーク良くいろいろな所に行けませんが、何とか研究会には参加
したいと思っています。
“齊藤 泰道” <tanjun_saien@ybb.ne.jp>
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再転載  : 「チップ研究会」次回以降の開催について
全国的な見地からすれば、今度のような会をそんなに何回も、全国で開けないので、全国の実践者が学べる場を考える必要がある。

その1案:
年に3回なら、関東・東北で、九州・中国・四国で、そして、関西・東海・北陸で、それぞれ、1回づつ開けるといいな。
その場合、この方は、どうしても研究会に来て、話をしてほしいという方が、あれば、その方には、会費を集めて、会費から旅費を援助する。

その2案:
全国的に集まり易いところで、今回のように開催し、それが年に2回か、3回か。
全国の実践者には、その研究会の成果をくわしく発信するか、あるいは、その成果を口伝してまわる。

もっといい案があるかも、みなさんの意見をだしてもらいたい。

ネット世話人

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