たんじゅんいずもニュース 2021年3月1日

      代表 山崎令子

 早いものでもう弥生、3月。ここ山陰もこの冬は年末の大寒波に始まり、その後も何度か大雪寒波を繰り返しました。またコロナ禍にあって、私たちの暮らしも多くの制約を余儀なくされる状況が続いています。やっとワクチン接種もスタートし、少しでも早く新型コロナが収束して日常の暮らしが戻ってくることを祈らずにはおられません。

そのような中でしたが、「たんじゅん出雲のミニ見学会&交流会」を2月21日に行いました。午前の畑の見学会には9名の参加。天気にも恵まれ、うさぎ地区の安部さんの畑からスタートし鶴原、木佐、山崎さんの畑の順番で見学しました。どこでも冬野菜は収穫終了期に向かい、春野菜の成長具合を確認したり、早速植える時期を迎える春ジャガイモの畝や夏野菜定植までの2か月間の畝づくりはどうしたものか・・いろいろ意見を出し合いました。僅かに色付いたハウスの貴重な苺を試食したり、珍しいカラフルニンジンをもらったり、ブロッコリーの側枝を分け合いました。安部さんには塩づくりで出る「にがり」を頂きました。県外の果樹園からは「にがりですごく甘い果物ができるようになったから」と「にがり」の注文が入って来ているそうです。私たちも野菜や果樹に「にがり」を活用して成果が出せたらいいなと思います。

午後は、たんじゅん農法、微生物、CN比、菌ちゃん農法、がってん農法、化学肥料は点滴と同じ・・、嫌気性、好気性、波動水、水素水、もみ殻発酵…等の話題がでました。野菜嫌いだった安部さんが、「これまで市販の野菜は食べられなかったが、自分で作るようになって徐々に食べられるようになった。薬やサプリメント等何も口にしていないが、78歳の身体はすこぶる健康。市販の農薬がかかった野菜を食べて来なかったことが功を奏しているのかも・・。」と言う話や「最近の若い方たちは、化学肥料や農薬を使わずに作られた安全な野菜を選ぶ傾向にある。」と言う石田さんの話、書籍「土と内臓」をじっくり読みこむとすごく納得でき、是非一読を!」との山崎さんの話に興味を持ちました。

種や種芋も持ち寄り、交換し合いました。白大豆、黒大豆、青大豆、マリーゴールド、グラジオラス、ソラマメ、コールドラッシュ、紫菊芋・・その他。

「たんじゅん出雲」の来年度の計画については十分話しあえませんでしたが、また皆さんからご意見を伺い、世話人会で提案していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

今回、たんじゅんいずも会員雑感リレーの№5(稗原町SKさん)をお送り致します。(文責 木佐) 


(返信)

たんじゅん出雲のみなさま
ニュース、ありがとうございます。

2月21日の会の、報告と、ニュース、雑感、を送っていただいて、みなさま、熱心に話し合われ、学び合っておられる様子が、伝わってきて、素晴らしいと、感心します。

とくに、実際の畑をめぐり、意見を交換し合うのは、自然を先生にする、これからの人の学び方の根本です。

きっと、これを続けられることで、人の新しい文化が、示されていくことと思います。

野菜が、冬を越しても、腐りにくくなることと、コロナ禍でも、ワクチンなど使わなくても、元気に乗り越えれることおt、その根本が、わかると、自然のなかで、命の原理、生きものの在り方が、見えてくるのではないでしょうか。

また、出雲に、近いうちに伺えるのを、楽しみにしています。
ありがとうございます。

たんじゅん農 全国ネット世話人 しろ ゆうじ

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