今年(2009年)3月、「炭素循環農法」の見学会があるとの連絡を、同じ、掛川の堀さんからもらい、その名を初めて知る。
そして、そのホームページ http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html を観て、驚く。

堆肥を使えば、土が腐敗する。ミミズがいるのは、土が腐敗。その土で育つ野菜は虫がつく。
虫がつく野菜は、虫のエサ、人間の食べ物ではない。人間の食べものは、発酵した土で育つ。
団粒化した発酵土になれば、虫はつかない。収量は上がる。それが自然の理。

だが、最も響いたのは、従来の農法のほとんどは、人間の側からの農法。「炭素循環農法」は、こちら側(人間の側)からではなく、向こう側(自然の側)からの農法であると言い切っている点。

自然とは、「共に生かし、生かされ、生き活きる」。

ドラッグ(施肥)と殺し(防除、排除、隔離)はしない。
不自然であってもいい、反自然でなければ。
先駆者から教わるものは何もない。
新らしい者が先生。
基準は、単純・明快・矛盾なし。

意識の世界の、天動説から、地動説への転換。

もし、これが本当であれば、ずっと探してきたものが、ここにある。「戦争のない社会」「みんなが輝いている社会」作りの解答が、農法を通して、ここにある。

しかも、こと細かく、して、その実践法をいろいろな角度から、解説してある。

これが本当であれば、まさに、完璧。 となれば、後は、検証して確かめること。
この農法そのものは、従来から篤農家がやっていたことだけど、その原理がはっきりしていなくて、だれでも実践できるものではなかった。それを、「炭素循環農法」として、原理と実践法を整理してまとめられた。それが、ホームページ「炭素循環農法の講座」http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html だ。
ただ、まだ、実践者はすくなく、あまり知られていない。

さっそく、ブラジル帰りのもどきさんを訪ねたり、「炭素循環農法」の実践者の集いに、神奈川、愛知と参加しながら、やっている畑、2反をすべて、「炭素循環農法」に切り替える。
その時から、この農法を、「たんじゅん農法」と愛称することにし、その農法をいる方と交流するために、情報交換の場として、ホームページ「たんじゅん農法の広場」を用意する。

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