宮城の大槻さんの、1月に入って次のような、声かけが、tanjun nipponに流れました。
①表層(培土)を仮置き(土嚢袋?に)して
②溝を掘り、ほった土を砕いてから、
③培土を表層に戻すと云う工程を予定しています。
④掘ってみてから、溝はチップで埋戻したい
・新春初顔合わせも兼ねて6日の晩に”しろさん宅”に泊まりこみを予定しています。
ごろ寝にはなりますが、おし掛けてみませんか(笑)?。
・なお、茨木の大橋さんはユンボをトラックで運んで参加されるとのこと。おおつきも一緒に、5日に運搬して前泊予定。
・参加希望の方はコメント(返信)をお願いします(笑)。
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こんな呼びかけが流れたのが、1月3日。それで、6日にどれだけの方が寄るのか、寄ったのか、
それで、どうなったのか、簡単にレポートします。
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<tanjun nippon からの転載>
掛川に集まったみなさん、ご苦労様でした。
城さんご夫妻には食事・温泉などお気遣いいただき、大変お世話になりました。
温泉以降はさながらたんじゅん仲間の新年会のようになり、いろいろな場所で分科会(?)が催され様々な話ができました。
お昼の部の概要を報告します。
ほとんど写真を撮っていないので、写真のある方、mixiなどにアップして説明してください。
まず空いている畝の表土を5~10cmほどスコップで削り、土嚢袋に入れます。
次にユンボで溝を掘り、地下の状態をみます。
今回は1mほど下は粘度層でした。
粘度層を少し掘ってみましたが、かなり厚く、下に水は抜けそうにありません。
幸い畑は周りより高くなっていたので、横に水を抜くことにしました。
最初に畝の真ん中になる位置にユンボのバケット幅の溝を掘り、そのまま土を元に戻します。
次に畝間の通路となるところに同じく溝を掘り、畑にあった笹・枝・チップなどを入れます。
ここは歩くとふわふわしています。
畝になるところは土がごろごろしているので、レーキなどで平らにした後、数回トラクターで耕耘して細かくします。
最後に削りとった表土を畝にかけて完成です。
川上
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天を基準にやっていると、いままでの地(自己)を基準の世界と違って、
間抜けになるようで、
人間、時間、空間の、3大「間」が抜けると、「間」抜けになり、
時空を超え、今までの3次元的なモノの観方では理解不能の、
無限大の空間、時間ができて、人と人の境も消え
とんでもない世界が、広がります
間がぬける、その集いが、本来の「間」つり、祭り
今回は、溝掘り「間」つり。
まさに、6日、7日は、それの「実習」でした。
当日まで、何人食事を用意したらいいのか、寝床を用意したらいいのかと、
オカミさんから問い詰められても、わからないとしか言えず、
6日の朝5時になって、宮城の大槻さんと茨城の大橋さんが、なんと、下道で10何時間かけて、
ユンボを乗せたトラックで到着。
その内、三々五々、昼までには、20数名の、全国の有名、無名の方々が、アメ―バーのごとく、参集。
まずは、早く着いた方から、表土を剥ぐ作業。5cmから熱いところは5cm。大槻さん持参の土嚢、300枚にスコップで表土が入れられ、邪魔にならないところに一時保管。これが、結構人出がかかった。
畑は、みんなに任せて、受け入れ側は、もっぱら、食事の準備に動きまわる。
昼には、ほとんどが集まり、田舎モンの家に集合。
みんな腹ペコ、4升の酵素ご飯と、大なべ4杯の野菜カレーがあっという間に消える。
そのあとも、おしゃべり半分、作業半分で、午後もあっという間に。
その間に、裏方は、予想外の人数と食欲に、3升の酵素ご飯の炊きたし、味噌汁の大鍋を探し回る
日が暮れると、山の露天ぶろまで出かけて満喫し、15人前の手抜き蕎麦を食べ、持ち寄りの野菜、餅、飲み物、なんだかんだ、大満足でお腹を満たす。
中には、夜中、いえ、朝がたまで、薪ストーブ対談をするモノまでいて、
ナンの決まりも、約束事も、なく、
それでいて、ちゃんと、全国の情報交換、交流も進み、
目的の1反の畑の土壌改良も、みんなやりたいことをやって、1日半で完了。
軽トラ5杯のチップが、溝掘りの後、埋められ、
そのあと、予め剥いで袋詰めされていた、土嚢300袋の有機の表土が、高い畝の上に戻されて、
土壌改良出来上がり。
しっかり体でつかんだ、土壌改良実習の土産を胸に、全国にまた散って行きました。
全国で、こんな動きがいずれ普通になっていくのではという予感を持って、・・・・
(ちなみに、大槻さんは、ユンボを積んで、トラックで、また、下道を、7日の夜の10時ごろになって、出発していきました。7日も、朝、5時まで起きていたし、人間ではないですね。)
まさに、土の中の微生物の社会とは、こんな世界かもしれないと、
納得した次第。
人間だって、元は、微生物。いえ、今も、細胞の集まりであれば、
高等微生物群に違いないので、土の中の動きに学べるようになれば、
当たり前と言えば、当たり前なのかもしれないけど。
人間基準でなく、天を基準、微生物・細胞を基準にすれば、
農は、単純、明快、矛盾なしになる、
そんな確信をした、2日間でした。
土壌改良のポイントは、
人間基準でやったら、失敗する。
天(微生物、空気)を基準に、する。
それには、溝掘りをする前に、表土(表面の有機物層)を、手間をかけて、スコップで剥いで、袋詰めし、
そのあとから、ユンボで、硬盤層の下まで、溝掘りをする。
あちこちで、いままでも、ユンボや手で、溝掘りを深くしていたが、
表土を剥ぐことをしないで、(人間基準で)やっていたために、
埋め戻した際、有機質が深く梳きこまれたり、(腐敗を招く)
住み分けていた微生物の暮らしを壊してしまい、
土壌改良をしたつもりが、土壌改悪になってしまっていた。
そのことを防ぐには、どうしたらいいのか。
それを、学んだ、二日間でした。
詳しい、図解つきのレポートは、近いうちに引き続き載せます。
まずは、エッセンスだけ。
もしも、あちこちで、溝掘り実習をしたいということになれば、声をかけてください。
小型ユンボと小型トラクター、それに、
70cmの溝を埋めもどす
チップを用意していただければ、出かけていきます。
小型ユンボは1m掘れるといい。
写真などは、あとで。
最後に、
全国の「微生物」人間、
ありがとうございます。
たんじゅんネット世話人 (田舎モン)
tanjun5s@gmail.com
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