山下さんが、面白い実験をしていました。その写真です
ピーマンを、マルチをした畝と、しない畝で、まるで、できが散がっています。
マルチをすると、雨が、野菜の根の周りにしみ込まないからでしょう。
早速、それを聞いて、静岡・掛川でも、実験開始。その写真
と言っても、もう野菜が育っているので、マルチを畝の両側から挟み込んでみました。
止めるのは、透明ガムテープか、ホッチキスで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その考えの根っこは、土を乾かす。
たんじゅん農法の成功例のほとんどは、日本では、ハウス。
そのワケは、雨の多い日本では、土を乾かすことが、ポイントになる。
ハウスでは、それが簡単だから。
では、露地では、どうしたらいいか。
溝を掘ったり、穴を開けたり、いろいろ試みられている。
だが、もっと、直接的に、雨を野菜の根元に当てない。
それをするのが、ビニルマルチをかける。
慣行農法では、ビニルマルチは、草抑えと、保温、それと、土の乾燥<防止>。
肥料栽培では、水で肥料を溶かして、根に吸収させる。
だから、水が必要。
ところが、逆で、たんじゅん農法は、水が微生物の多様化に邪魔。水<分>だけでいい。
だから、土を乾燥させるために、
畝を高く、かまぼこ型に作り、それをビニルマルチする。
たんじゅん農法を始めて、春先、野菜の苗を植えると、
育ちが悪い、それが常識になっている。
もしかすると、その問題も、マルチをすることで、解決するかも。
苗の根の周りの土の微生物群が、たんじゅん農をはじめると、種も量も増えるが、
だがしかし、折角の微生物が、雨が降るたびに、雨に溺れて、死んでいた。
それが大きな原因であれば・・・・・・。
ともかく、今植えている野菜を、ビニルマルチで包んで、
なるべく雨に当てないようにする。
そのことで、どうなるか。
それは、自然が先生。
きちんと、野菜たちが答えを出してくれる。
どんな答えになるか、楽しみ。
こんな実験を楽しもうという方が、何人か出ると、嬉しいな。
田舎モン(しろ ゆうじ)
436-0342 掛川市上西郷7043
tanjun5s@gmail.com
0537‐28‐1955、090-5105-6829
Comments are closed