車で30分のところで、タネ屋さんをやっている本村博之さんと4月に知り合う。彼は、5年前から、畑やハウスで、「炭素循環農法」を(その名も知らずに)やってきている。

無肥料で、廃菌床や、剪定枝、チップ、松葉などを、畑に敷き詰め、それは厚さ20cm以上になっている。

できている野菜は、甘く、ジューしい。大きく、トウ立ちが遅い。

また、車で10分のところで、5年前から会社を50歳前に辞めて、百姓をはじめた堀勲さんは、4年前に「炭素循環農法」を知り、1年前から、本格的にそれを実践し始めた。

そんなこんなで、みんなで、もどきさんに来てもらって、5月2日~3日、磐田・掛川で、実践交流会を開く。予想を超えて、60名の参加者。

新しい方が主人。かってない勉強会は、今後の実践に大きな収穫と励みになった。

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新しい方が主人

それからの、本村さん、堀さんは、もともと、パワーと知恵のあるかただけに、焦点の合った動きになったのは、いうまでもない。
次々と、3名の畑には、いろいろな方が、それ以来、出入りするようになってきた。

手弁当で日本中を駆け巡る林さんに応えるスベは、「炭素循環農法」を実践・検証し、それを広めるお世話をすることであろう。

いままで借りていた畑2反に菌床を撒いたころ、小学校の隣りの4畝の空き地を使ってくれないかと、話がある。これは、学校の子どもたちの遊び場にせよということだとして、「たんじゅん農法」の畑にすると、すぐに決める。

とはいえ、まったく新しい山土を入れたところ。雑菌が少ない。そこで、まずは、鶏糞や食品残渣を納豆菌で発酵させた堆肥を軽トラ一杯撒いて、モミガラと土とかき混ぜ、雑菌を増やす。1週間後、畝を立て、廃菌床を2トン撒き、軽くかき混ぜる。

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堆肥で土を汚す

かみさんは、「これ以上、また畑を増やすの」とブツブツ言いながら、でもホントは、どんなことになるのか、楽しんでいるようだ。

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