HP「炭素循環農法」の読書(勉強)会・・・・「好気状態にして糸状菌を 働かせれば腐植は減り、黒い土でも本来の土の色に戻る。」(笑)。 全体に公開2014年02月09日01:37————————————————————
Q&A 腐植(過去の栄光)
http://tan.tobiiro.jp/qa/qa1.html#Q3
腐植も堆肥同様カス。微生物が消化できなかった残り物。嘗て土壌中で有機物の分解が不完全な形で行われた証拠。土の「汚れ」あくまでも結果です。ありがたがる程のものではありません。汚れ:嫌気環境や腐敗で生成される。日本に多い黒ボク土や日本国外の黒土(チェルノーゼム)には特に多い。農耕地に適していると言われるが、酸欠でリグニンを分解するキノコ菌が活動出来ず残った成分。自然状態で無くとも有機物を大量に入れ腐らせれば土を真っ黒にすることが出来る。腐食自体に害はないが好気状態にして糸状菌を働かせれば腐植は減り、黒い土でも本来の土の色に戻る。条件に応じ働く微生物が違い、堆肥農法(腐敗環境)なら黙っていても汚れ(腐植)は勝手に増えます。堆肥農法では元の有機物の絶対量が多い上に、キノコ菌が利用できない有機物が多く、働ける環境も整っていないため腐植量が増えます。

元の有機物の絶対量: 堆肥は元の資材の60%~20%ほどに減量する。しかし、腐植の主成分である超難分解性のリグニンはそのまま全量残る。

キノコ菌が利用できない: 腐敗している物は利用できない。完熟化すれば腐敗は止まるが炭素比が低く、圃場に投入すれば土壌全体を腐敗環境にする。

何れ分解し作物の養分として有効化します。しかし、新たな土壌改良力や養分捕捉、可吸化=養分供給力は残っていません。死に金(定期預金、年金)のようなもの。過去の微生物活動の名残でしかない腐植の多寡を問題にしても始りません。今現在、生きている土壌中の生物量(バイオマス)が最も重要。バイオマス=養分供給力です。過去の栄光(戦果)ではなく現在の兵力(バイオマス)がものをいいます。

要は養分の供給体制さえ整っていれば良いわけで、貯金はなくても常に相応の収入があれば、収支バランスはとれます。

腐食の主成分リグニンはキノコ菌のご馳走。 堆肥農法から炭素循環農法に転換すると逆に腐植は減ります。キノコ菌(糸状菌)の分解過程は水溶性成分以外のものを残さないためです。

腐植は減っても有効炭素量(循環量)さえ十分なら、養分不足や土壌物理性の劣化は起こりません。

腐植はいわば微生物の糞。土を糞まみれにすれば病虫害がでて当たり前。土は清浄度が大切。腐食が増えなければ土の色が黒くなりません。

よこやま有機物を大量に入れても、 ここ(ブラジル)の場合は熱帯性ラテライト土壌の特色である赤色のままです。

日本の水田では真っ白になりました。