4月30日 神奈川・綾瀬

林さんを交えてのサンシンの見学会を企画致しました。

今回の私自身の企画意図は、サンシンの持っている材料をうまく生かせないかということでした。林さんの目を通して意見をもらい、どのように活用していったら良いか探ると同時に、サンシンの田墨さんに私たち有機農業者にとって利用価値のあるものがあれば相当数の需要があると言うことが伝えられればということもありました。

林さんの言われている、「本当に良いものが出来るのであれば有機JASにこだわる必要はない、大事なことは人の目線でなく自然の側の目線に立つ事だ」ということもわかった上なのですが、私たちのように宅配を主に行っている生産者にとっては、お客さんに対する説明義務というものも発生します。今まで、有機栽培です、農薬化学肥料などの化学物質は極力避けますと言っていた立場からすると、例えば本当は良いと思ったとしてもすべての方を納得させられなければ、化学物質が混入する可能性のある資材は使うことを控えておく必要があると思うのです。

思った通りサンシンの抱えている資材(お茶殻、ウーロン茶殻、コーヒーかすなど)は使い方さえ間違わなければ相当有効に使えそうなものがありました。活かさなければただのゴミ、活かせば安くてとても良い資材になりそうです。多くの人が活用することによって、無駄なゴミを少しでも減らし、焼却処分や野積みなどによる二酸化炭素の無駄な排出や土壌汚染を抑える事も出来るのです。それどころか、土を良くし、使った方の生産量を上げることにも繋がりますし、自分で作ることを考えれば作業の省力化にもなります。ですから、このことは私たちが積極的に取り組んでいくべき事なのだと私は思っています。そこで今後サンシンの田墨さんに、一緒に学びながら有機JASで使えるような材料だけを使って、安い価格で有効な資材は提供していただけないかということをお願いしてみようと思っています。

ちなみに現状でも、お茶殻やウーロン茶殻などの単品をお願いすれば2トン車でも4トン車でもトラック一台2000円で運んでくれるようです。極力この価格でお願いできればと思っています。

(ぽんぽこファーム 中村隆一)