神奈川・二宮 中村 隆一さんのレポートです。今回の帰日中2回目の林さん宅訪問を、11月2日にしてきました。
何故今年は2回行くことになったのか行くまでは分かりませんでしたが、多分行
けば分かるだろうと思っていました。
今回は西川さんと一緒に訪問したのですが、行ってみるとしろさんご夫妻もいら
しておりました。

そういった中で、西川さんのハウスの固い厚い耕盤をどのようにしたらよいかと
いう事が話題になり、色々と話している中から1メートルおきに直径10センチ深
さ1~2メートルの穴を機械で空け、そこに剪定チップを詰めたらどうかという事
になりました。
つまり耕盤のある土に風穴を空けるという事です。
西川さんのハウスの場合は、そこにあまりにも水分が少ないので、耕盤層全体に
染み渡るまで水を入れることが必要と思われました。
そうやって少しでも耕盤層をふやけさせて菌が入りやすい状態にした上で、空気
を地下に入れて、菌の発達を促す。
路地などの普通の畑の場合は水を入れる作業はいりません。

これはどの畑にも応用できるのではないかという事になり、今まで3年かかると
言っていたのが穴を空けた翌年には今まで以上の効果が期待できそうだという事
になりました。
強制的に空気の通路を作る事で深い層にも今までより早く糸状菌の発達を促すこ
とが出来るのではないかという事です。

このやり方なら、作物のあるなしにかかわらず出来ます。
作物のある場合は通路又は畝の空いている場所に作ればいいわけです。
また、果樹の場合はいっぺんに変えると問題を起こす可能性もあるので、根圏の
一番先端になる辺りに何カ所か空けるのが有効ではないかと考えました。

土も人の頭も風穴を空ければ、どんどん良くなる。
土は菌がどんどん増え地下の生物が多様化し、頭は(ものの見方考え方は)天動
説から地動説に変わってくる。
今回の答えは行ったからこそ得られたものでした。
一人よりは数人集まっての智恵という事でした。
行ってみなければ分からない、でも行けば答えをもらえたのでした。

なかむら

(次につづく)