育苗培土はどうしてますか?    2009年06月19日    りゅうま
皆さんは、育苗培土は何を使ってますか? 何か良い倍土はありませんか?

私はこれまで、サカタのスーパーミックスAと言うやつを使ってまして、普通に化成肥料が入っている培土でした。
研修先でも使っていたし、現在所属しているグループ(主にJAS有機を扱う)でも使用可能ですし、何より使いやすいのでこれまで使ってきました。欠点と言えば50リットルで1800円と言う値段ぐらいですね。

とはいえ、後ろめたい思いをしながら使っているので、何とか自作できないものかと考えていました。

有機農業で紹介されている一般的な倍土の作り方は手間ひまがかかりすぎて作る気がしなくて、林さんが言うには、育苗には山の土がよいと言っていたのですが、山まで取りに行ったり、ふるいにかけたりと、これもけっこう面倒でなかなか手が出せずにいます。

そんなことで、廃菌床をそのまま培土として使えないかと、半年ほど前の廃菌床を少し残しておきました。今では堆肥化してますが、それを使ってみところ、養分が多すぎたようで、勢いが良すぎて徒長気味になってしまいました。
できるだけ上(茎)は貧弱にして、下(根)を充実させるのが良いとのことですから、これではまずいですね。

そして、今度は、養分を薄めればよいと思い、くん炭を作って、半年前の廃菌床と半分ずつ混ぜて培土にしてみました。
今思えば、混ぜる割合を変えて実験してみればよかったです。
これではまだ養分が濃いような気がします。他に比較するものがないのでなんともいえないのですが。

そんなことで、誰でも簡単に手に入れられる、または作ることができる培土はないでしょうか?
生の廃菌床とか、剪定チップとかをそのまま使っても良いでしょうかね。誰か試したことありませんか?

06月20日 いつき バーク堆肥(C/N比40)に籾殻を混ぜて培土にしています。半々か籾殻多めで。出来はまあまあです。白い細根に毛根がまあまあです。くん炭のみでもいいとは思いますが。堆肥代300円だけなので、今の所気に入っています。

6月21日 りゅうま
はまぐちさん
バーク堆肥と籾殻ですか。いわゆる肥料はほとんど入ってないですよね。それでも、結構いけるのですね。

籾殻くん炭だけでも良いのですか。
数年前、スーパーミックスとくん炭を混ぜる量を変えて試したことがありましたが、当時は葉しか見ておらず、スーパーミックス100%との比較が目的だったこともあり、くん炭100%ではいまひとつ生育が悪いなと思っていました。
葉ではなく、根を比べていれば、逆にくん炭100%のほうがよいと言うことかもしれませんね。

6月21日 テラシエラ
・今年初めて野菜の育苗をしているので、興味深く拝見しています。

・5月に2回参観させて戴いた「ひろ坊さん」の方法が紹介されましたので、私は少しお話を聞かせて戴きました。培養土というより育苗方法についてです。それと、木村秋則さんの「自然栽培ひとすじに」も関連個所を読んでみました。

・ひろ坊さんは「ヒントは、こぼれ種の育ち方を観察すること」と仰いました。左写真は、ひろ坊さんの圃場で毎年勝手に生えて立派に実るミニトマトの発芽です。圃場のこの部分は廃菌床が5㎝厚程に敷かれていますが、その下は切っ放しの剪定枝などが埋まっていて”通気層”の役割を果たしています。

【ひろ坊さんのアドバイス】
① 根に空気を十分行きわたらせること(通気性確保→用土の配合、不織布の活用)
② 根(種子根の基部)に光を当てて発育を促すこと(基本は浅植え 例:根上りの松)
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・昔から「発芽したら芽と根の境目に光を当てる」と言われているよと伺って、私も早速やってみました(写真中央、ピーマン)。
・この話を伺って、木村さんの本を開いてみると、やはり共通するやり方載っています。右図は畑の耕し方ですが、”根の発達を促す方法”と捉えれば、育苗にも応用できる訳です(私も勉強になりました!)。苗の定植方法も作物の特性ごとに書かれていて参考になります:p.122~。
・ちなみに私のポット内の土は、雑木林の落ち葉のすぐ下の土(ストレート)です。(発芽後1か月経過ですが、なかなか大きくなりません)。

6月22日 田舎モン
神奈川・二宮の「炭素循環農法」の畑を見せてもらった時、中村さんは、ピートモストと畑の土を半々にして使っているといわれていました。

静岡・磐田の、[mixi]に、[ひろ坊」で登場のタネ屋さんは、独特の苗を育てています。これぞ、「炭素循環農法」の苗という、いい苗です。2種の培土を使っています。

一つ(A)は、いわば、竹で焼いた籾殻くん炭とピートモスを混ぜたもの。もう一つ(B)は、竹で一週間焼いた山土とピートモスを混ぜたものです。

しかも、[ひろ坊]さんは、苗を2段階に育てています。
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写真左は、1段階目。4cmぐらいの不織布のポットに、Aの土をいれ、タネを置き、芽だしする。こうすると、タネから直接根が出る。そうすると、強い、いい苗ができる。通常の場合は、茎から根が出ている。それでは、いい根にならない。 (後の注参照)

発芽したら、第2段階の大きなポットを用意する。それが写真中。その大きなポットには、「Aの土」が下に、「Bの土」が上に、半々に入っています。その大きなポットに、第一段の小さいポットを乗せて、軽く上から押すだけで、移植が終わります。
いずれの段階も、水は控えめにします。

ポットの容器は、不織布を使っていますが、ないときは、小さいほうは、新聞紙でつくり、大きいほうは、ビニールポットを使っています。
写真右のように、苗ができると、畑に、ポットが半分くらい出ている程度に、浅く植えます。根が土に達するまでは、水を欠かさないようにします。

この苗つくりのポイントは、に空気と光を十分に、です。
それを十分に吸った[根」になり、植えたときがたくましい。
写真右のように、植える土は、15cmぐらい下にしか一般的な意味の土はないほど、木の葉や細い木、チップなどでフカフカのの床です。そこで、こんなにたくましく、キュウリやトマトが、支柱もなく、立ち上がっていきます。
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[ひろ坊]さんの言葉。
2段階の不織布のポットでなぜ育てるか?
苗つくりのポイントは、
1) 上を育てず、下(根)を育てる。
2) 不定根でなく、種子根を出させる。
3) 根に、光と空気を十分供給する。

ふつう、種子根(種子から出る根)と不定根(茎から出る根)を区別して、育てていない。
深く植えると根が茎から出る。 浅く植えると種から根が出る。
一般的な苗づくりでは、不定根になってしまう。
自然を観てみると、こぼれ種は全て、種子根。
人間が考えて植えると不定根 ⇒ 不自然。
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「炭素循環農法」の苗つくりの培土を考えるヒントが、ここにあるかもしれません。
百聞は一見にしかず。一度、見学してみませんか。

6月22日 蓮華
宮崎県綾町からです。
育苗に関してですが、僕がいる山口農園では、?育苗箱に床土2号を擦り切りまで入れ種を植えます。
?毎日潅水し芽だしします。
?若葉が出たらポットに廃菌床を混ぜた土を入れ移植します。
?毎日潅水し本葉が2~3枚出るまで管理し定植します。
この流れは夏野菜を作付けするまでの流れですが白菜やキャベツ、ブロッコリー等はまだ見てないので、8月以降に報告したいと思います。
参考になればと思いコメントさせて貰いました。では失礼します

6月25日 田舎モン
培土とはいえないのですが、この「たんじゅん農法」にであって、種蒔きが楽になりました。
というのも、廃菌床が乗っている畑に、そのまま、タネを蒔けば、元気に苗が育つからです。
種は、上からぱらぱら蒔くだけで、手で軽くたたいています。土をかぶせないのが、コツのようです。
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新しい土を入れた畑。廃菌床を厚さ10cm近く入れ、軽く表面だけすきこんで、1月後、種を上にパラパラと蒔き、手でポンポンとたたいただけ。その1週間後の写真が、左。5種類の野菜、全部きれいに芽が出ました。中央の写真がニンジン。芽が出にくいとして、たくさん蒔いて、全部出ました。(^-^)右が、キャベツです。

という事から言えば、廃菌床が主の土を、そのまま、ポットに入れて、タネを蒔けば、いいのではないでしょうか。その際も、「ひろ坊」さんのように、タネを上において、少し手でたたいておくだけ。要試験ですが。

6月25日 げんき
私も今年3月より炭素循環農法を本格的に始めた者です。
そして基本は、林さんがHPで述べられていることを土台に置いて実践しています。

それで、私が重点を置いている部分を申しますと、何しろ今は作物の栽培は二の次にして、微生物の飼育係に徹することを考えています。
それにはやっぱり畑を休ませないようにしていかなければと思いますし、そうすれば、その都度、微生物の餌を畑に入れることも出来ます。

その考えに立ちますと、作付けはついでになってしまいます。
ですから種の種類や育苗土のことなど一切考える余裕がないのです。
林さんは出来る限り手を抜きなさいとも言われますので、手っ取り早い方法は、直播か購入苗を植えることです。
そしてゆとりが少しでも持てるようになるまで、次のステップは考えておりません。

それよりも畑を早く転換させたい。
そのために微生物の餌が必要ならば、与える工夫を考えたいです。

6月26日 いつき
1番は根がどれだけ増えるか、あとは簡単に手間、金がかからない方法、それが重要でそんなやり方が知りたいです。直播が1番簡単に手間、金がかからない方法かもしれませんが(笑) なので、葉もの類を植え、混ぜていくそれが1番早いのかと。けど、あまり早く転換しようとか、飼育係が最優先だという考えも過ぎれば、一生懸命、案外遠回り、間違いの元かも知れません。原点はなく、それ以上もそれ以下もなく、ただ飼育係なんだと思います。原理原則がそこにあるだけ。畑の転換よりもそこが1番難しい。

6月26日 りゅうま
げんきさん
頑張ってますね。> 畑を早く転換させたい。まったくですね。
私は昨年の9月から取り組み始めましたが、肝心の廃菌床がなかなか手に入らず、また、散布するのがたいへんで、どうしたものかと思案してます。

田舎モンさん
> 種は、上からぱらぱら蒔くだけで、手で軽くたたいています。
> 土をかぶせないのが、コツのようです。

以前、竹粉を使う百福自然農法を試したことがありますが、そのときも、そうするのが自然の摂理にかなっていると教えられました。
庭先で試しただけでしたけど、それでもちゃんと生育しましたね。
今は、普通に埋めてますけど・・・。

> という事から言えば、廃菌床が主の土を、そのまま、ポットに入れて、
> タネを蒔けば、いいのではないでしょうか。
> その際も、「ひろ坊」さんのように、タネを上において、
> 少し手でたたいておくだけ。要試験ですが。

これが一番単純な育苗倍土ですね。試してみましょう。
ただし、時間が経過して堆肥化した廃菌床は養分が濃すぎるので(購入した倍土よりも勢い良く育つ)、そのままで使わないほうが良いかと思います。
また、一ヶ月経過してから播種しているようですが、やはりなじませると言うか、落ち着かせると言うか、何かそういうことが必要なのでしょうか。

6月27日 げんき
炭素循環農法を実践するには、まず、今までの知識を捨てることが必要なのではないでしょうか。
それは今までの農学及び、有機や自然農法のやり方でさえ、触れられていない事柄だからです。
ですからそれらの知識の詰め込みは邪魔になってしまう恐れが大きいと考えられます。
そして、実践は微生物の管理を行うことに重点を置き、その後畑で起きる変化を観察していくことではないでしょうか。

さらに炭素循環農法のHPで述べられていることを何度も何度も読むことが必要となるでしょう。
私はこのコミュニティでは、それらの事柄に対しての内容を期待致しております。

尚、早く転換させたいと願う気持ちは自然に湧いてくるのではないでしょうか。
自分の場合、そのような思いで炭素循環農法に巡り遭うことができたのですから、本当に感謝致しております。
ですから炭素循環農法のHPは非常に貴重なものなのです。
最後に、その「転換」より、最後の部分を引用させていただきます。
(このHPの棚 講座 抜粋に、引用してありますので、そこをみてください)

6月30日 蓮華
> 田舎モンさん
床土2号とはJAが出している緑色の袋で芽だし用の物です。
土を焼いて粒状になっています。
発芽率を考えて、この床土だけは使ってます。
多少窒素分等含まれていますが作物に対しての効力期間は30日で肥料としての作用はないみたいです。
今、山口農園では夏野菜が収穫期を向かえ10種類以上で更に増える予定です。
今年から廃菌床の量を増やし土に混ぜて作っているのですが、例年に比べ野菜に虫が殆ど寄り付かず病気も少なく良質な野菜が出来てます。
虫の寄り付きでは西瓜が土に定植する前はアブラムシが葉にいっぱい居て心配してたのですが定植後はアブラムシも消え勢い良く成長してます。
たんじゅん農法は実に不思議かつ面白く、楽しいですね

9月12日 まーぼう
もう皆さんご存じとは思いますが、もどきさんのアルバムに育苗についての写真が出ていましたのでご紹介を。
http://picasaweb.google.com/nikyuni/TanjyunBr#

2010年1月31日 しげ
いま少しづつトピックを読ませてもらってます ので過去の記事に対しての質問のようになってしまいますが新しい記事として反応してもらって構いませんのでよろしくお願いします。
>いなかもんさんの10の記事について
人参の種を廃菌床が主の土に播いて発芽していますがその後の生育はどうだったのでしょうか?
イメージとしては根が塊をよけながら伸びてゆくと思うのでまっすぐ伸びた人参が出来ないような気がするのですが、それとも大きく成長してゆくうちに曲がりが打ち消されて形のよい人参ができるのでしょうか
根菜を播くうえで気になるので結果を教えていただければと思います。

3月1日 田舎モン
とても、よく育ちました。
田んぼを耕して、ごろごろ土に、廃菌床を敷いて、蒔いたものです。
写真載せます
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