軽井沢の「木・木ハウス」にまたもや出向き、尾台さんの話を聴いてきました。
3,5,7月と、一月おきに来ていることになります。今回は、広島でたんじゅん農法をやっている方たちと一緒です。
5月に植えた、トマト、ナスなどが、暑さにもめげず、鈴なりに実をつけていました。また、3年目を迎えた、トマト、ピーマンなども、元気で、長寿記録を作りそうです。

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今回、「木・木ハウス」の発酵槽つくりのための、重要なポイントがわかりました。

1) 空気を十分入れた発酵のために、もっとも粗いチップがいい

チップは、粗くないといけない。チッパーの篩の網を取って、一番粗い目、10cmの穴で、やっている。
3cm、5cmの網目では、空気が十分でなく、メタンガスなどを発生したり、腐敗に傾く。
10cm内外のチップが混じっているが、それだと、3,4年持つ。
材質は、カラマツが主体。杉でもいい。広葉樹は、早く発酵するので、なくなるのも早い。
発酵し終わったチップ材は、植木畑や一般の畑に使える。

木木ハウスを作って失敗するのは、チップが細かすぎるためのことが多い。ご注意を。

2) 底に入れるパイプは、2mおきに

チップは、厚さ2mも積むと、自然発火する危険がある。(尾台さんも発火させたことがある)
そのため、2.5mおきに、パイプを入れて、ガス抜きをすることを行政は指導している。
尾台さんの木木ハウスは、2mおきに、径100mmのパイプを底からハウス内へ斜めに入れている。

3) チップを積んでも、すぐに発酵ガスが出ない

発酵させるには、チップに、コヌカや鶏糞を5%混ぜる、水分は6,70%(雨ざらしにしている)。
ただ、それでは、いつ発酵ガスが出始めるか、わからない。
しかし、カラマツの木酢を散布すると、確実に、2,3日後に、発酵をはじめることができる。

* なお、「木・木ハウス」は、来夏には、国際特許が下りることになりそう。そうなると、その特許の縛りを受ける。『それまでは、販売目的でなければ、それを自由に応用していただいていい。分からないところは、聴いてもらえば、教えます』と尾台さん。