自然の法則に沿う、<自然基準>のたんじゅん農は、<人間基準>の現在の農業と、真逆になることが多い。
また、普通の「自然農」とは、似て非なるもの。たんじゅん農では、自然の法則に沿うことなら、自然に手を加え、機械も、加工品も使う、なんでもありの農。「不自然」に見えても、「反自然」でない農です。

その特徴をいくつか挙げてみると。

  1. 虫の食う作物は、腐敗しているからであり、人間の食べ物ではない。虫に食わせればいい。
  2. 本来の食べ物は、発酵のサイクルの土壌(発酵土壌)で生長した作物である。
  3. 発酵土壌では、作物は、虫や病気に侵されない。ミミズも住まない。
  4. 結果的に、発酵土壌で育つ作物には、薬も水もいらない。元気でつやがあり、根菜に土がつなかい。
  5. 太陽と空気と健康な土で<できた>、たんじゅん農の作物は、子どもが喜んで食べ、おいしい。
  6. 土壌中に、微生物の「種類」と「量」を増やし、それぞれが住み分ける環境を用意するのが、人の役。
  7. 発酵微生物を表土に増やすには、排水をよくし、チッ素系肥料を抑え、草木の炭素材をかき混ぜる。
  8. 中層、下層の微生物は、透明マルチを使って太陽熱処理をすると、増えて、土壌の団粒化が進む。
  9. 土壌微生物の種類と量が増えると、作物の収量が従来の農法より上がって、生える草が減ってくる。
  10. 無農薬とか無肥料は結果で、目的としない。命を生かす働き=発酵のサイクルが、元気な農の基盤。