この会に、静岡から講師その2で参加された水谷さんが兵庫の会の感想を寄せてくれていますので、以下ご紹介を。

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光あふれる人の団粒化 兵庫の会                水谷正寿

 

10月18日、19日兵庫の会に掛川から、城さんと出席させていただいた。主催者は川上乃大さん、ゆきさん。実は今回かなり早い時点で新しい試みが行われていたようで、様々な角度から一気に核心を突いたアイデアがあふれている。https://www.facebook.com/events/1391362874214197/

18日、寝ぼけ眼で圃場をみせてもらう。ブログでは見慣れた世界が視野に。住居、築80年、古民家とはいえそんな雰囲気は感じさせない。田んぼ畑付きで、えっ、そんな値段で驚き。そんなことはどうでもいい。乃大さんの一言「僕は田んぼをやってみたいという気持ちだけでここへきたのに来る人はどうしたらこうなりますか、というような結果ばかり求めるような気持ちの人が多い。」んっここに見えている風景はこの一言の結果なのか、と思う。

 

色々な方のお世話をしていくのにどうも自分の話していることが相手に伝わっていない。なにか根本的な掛けている点があるんじゃないか、という問いかけから昨年4月、掛川の城さんを訪ねられた。そこで「心は光」に触れられて地元に帰られて実践されたとのこと。

行動の中から原因を明確にして即実践。それに加えて夜、こんな話が、ある時農作業中、機械で怪我をした。見れば指の第一関節あたりが皮一枚でつながっているプラプラや。そんな時お客さんが訪ねてきた。グリスを指に塗ってそれを相手に見せず対応。外出することも必要となり、そのまま用を足して帰宅。この我慢強さ。

全く普通の常識では考えられない思考回路。なんでそうなるのか。立ち位置が向こう側基準とは

まさしくこういうことを差すのだろう。その結果がこの「のりふと農園」のあの巨大ショウガに代表される素晴らしい野菜たちが育ってしまう背景だろう。微生物さんたちの方からワイワイガヤガヤ応援したくなってしまう。

(写真 のりふと農園のショウガ)

 

会には、明確な数字は知らないが18日は40名以上集まっただろう。ここ兵庫市川は牛尾さんという親子二代にわたる有機栽培のすばらしい農家が中核となって、町が地域振興策を推進していこうという機運が高まっている。

今回の会は、いままでの「たんじゅんの交流会」を辞めて、新たな会に、ということで、日本初の「光る畑」を、たんじゅんと限らず、有機でも、慣行でも、見て歩こうという、「観光畑めぐり」という、初の試み。

そこで選ばれたのが、「有機農法」の牛尾さんの畑の「光」、それと、「のりふと農園」の「光」の「観光農園めぐり」。

参加者は何を感じられただろう。城さんの話を聞き終わった牛尾さんの奥さんは私も別の畑で「たんじゅん」をやってみたいとも。牛尾さん自身は、「生活するには、技術が大事。今の農法をやっていく。今日の話は、チンプンカンプンのところがあった。でも、炭素をすこし増やそうかな」と。

乃大さんの心の中に、いままで、地域の中で、「たんじゅんの自分」と「有機の牛尾さん」という目に見えない線があった。しかし、今回の会をってみて、それが消えたと、乃大さんが笑顔で言っておられた。

対立ではない、理解が進んでいるようだ。畑と人の団粒化・・・・。

 

19日は会場を隣町の神河町の天水誠さんの家、畑を会場に「心は光」をテーマに展開した。世話人の天水さんは天性の明るさでその笑顔が、声のトーンが素晴らしい。国道沿いの崖の上にある畑。まだスタートしたばかりだ。ご本人はほかにも3反ばかりやれるところがあるのでと話が飛躍するが、城さんは「まず今の畑に身を入れて取り組んでみたら。」とのアドバイス。

参加者も多彩でピアノ調律師、劇団俳優経験者など様々。「ピアノも畑も同じなんですよ。全部違います。」全く知らない人が琴線に触れた言葉で話す。妙に納得してしまう。食事を頂きながら5426の話。

そのあと、新しい試みの一つ。小グループに分かれて、人の団粒化を目指す、「たんじゅんいいジャン」の会が始まった。まずは、参加者を、生年月日で、4色にわける。

今回は、4色のうち、青が多いという展開。きいが4人しかいない。グループに分かれ自己紹介から始まりあっという間に物凄い盛り上がり。無口そうな方も引き込まれて、話が練れた様子だった。聞くだけでなく気楽にすぐ話せるのが「いいジャン」のいいところ。話すことで気持ちの整理ができるのでしょうか。人と人の団粒化が進んだ気がした。

午後2時回り、乃大さんと私の漫才対談始まり。これも乃大さんが上手く突っ込んでくれて何とか終わったが、参加していただいた方にハグされたのにはびっくりした。

 

川上乃大さん、ゆきさん。深いところから原因を探り、皆さんに対する暖かい細やかな気配り。ゆったりとしっかりした時間がお二人を中心にながれていく。しかし考えるではなく、考へる。常に原点を訪ねながらの流れ。発酵、発酵。ますます楽しみ兵庫の会。有難うございます。

 

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川上 ゆきさんから

 

水谷さんとのりふとさんの

即興漫談で、「大正解!!」でしめくくりました。

 

今回は、思いつきの、沢山の新しい試みを盛り込みながら、

古い確執(有機農法VSたんじゅんみたいな隔たり)に

揺さぶりがかけられたような、大きな一撃でした。